中間管理職は、しばしば「大変な役回り」と言われます。上からは成果を求められ、下からは現場の事情を訴えられる。その間に立って、双方の期待を受け止める立場だからです。
たしかに、板挟みは楽ではありません。けれども見方を変えれば、板挟みになれるのは、上と下の両方から頼りにされている証でもあります。経営の意図を現場の言葉に翻訳し、現場の声を経営に届ける。その往復ができる人がいるからこそ、組織は上から下まで一本につながります。
板挟みの中で培われる力は、他ではなかなか身につきません。相手の立場を想像する力、対立する要求のあいだで折り合いをつける力、そして「決めきる」力。これらは、役職や肩書きではなく、板挟みという経験そのものが育ててくれるものです。
大切なのは、その人を一人で抱え込ませないことです。上司との1on1や、同じ立場の仲間との対話、外からの助言。板挟みの重さを少しでも分かち合える場があれば、それは苦しさではなく、確かな成長へと変わっていきます。
「板挟み」の力をどう育て、活かすか——このテーマは、弊社の書籍『板挟みのチカラ』でもくわしく掘り下げています。Riogmaは、そうした「真ん中に立つ人」の力を信じ、コーチングや対話を通じて、一人ひとりの成長に伴走していきます。
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