生成AIを業務に取り入れる企業が、この一年で急速に増えました。多くの調査でも、すでに何らかの形で使い始めた、あるいは導入を検討している企業が多数を占めています。ツールを導入すること自体は、以前よりもずっと容易になりました。
しかし現場に目を向けると、「導入はしたものの、一部の人しか使っていない」「試してはみたが、日々の仕事には根づかなかった」という声も少なくありません。使える環境があることと、組織に定着していることは、別の話なのだと感じます。
そして、これはAIに限った話ではありません。新しいシステムも、業務ルールも、研修で学んだ知識も、導入した時点ではまだ「使える状態」になっただけです。日々の仕事の中で自然に使われ、成果につながって初めて、本当の意味で組織のものになります。
定着を分けるのは、ツールや制度そのものの出来栄えよりも、使い方が共有されているかどうかではないでしょうか。誰かが見つけた便利な工夫が、チーム全体へ広がっていく。小さな成功体験が積み重なり、「自分の仕事にも活かせそうだ」と思える。そうした流れが生まれて初めて、新しいものは特別な存在から当たり前の道具へと変わっていきます。
そのためには、ルールの整備や教育に加えて、現場で使い続けられる伴走が欠かせません。一度きりの導入や研修で終わらせず、実際の業務の中で試し、振り返り、改善していく。継続こそが、定着への近道だと考えています。
Riogmaは、AIをはじめとする新しい仕組みを導入して終わりにせず、お客様の現場に根づくまで、実務に寄り添いながら継続的に支援していきます。
コメントを残す